ロシア語版Wordと日本語版Wordの互換性(その1)

....Word 6/95の場合....



 ロシアに文書ファイルを送るときにワープロとして MS-Wordを指定されることがあります。これはMS-Wordが世界的に一番普及したワープロであり、ロシア人がロシア語の文書を欧米、その他の1バイト系言語(アルファベットの数が大文字・小文字を合わせても127を越えない言語)の国々とやりとりしてもその国のバージョンのMS-Wordで全く問題ないためです。

 ところが、日本のような2バイト系言語の国ではMS-Wordの文書ファイルにも2バイト系文字(及び日本語)を扱うための独自のデータが追加されています。そのため、日本語版MS-Wordで作成された文書はそれがロシア語だけの文書であってもロシア語版Wordや英語版Wordでは正しく読み込めません。

 ただし、ロシア語版Wordや英語版Wordで作成された文書は日本語版Wordで読むことができます。(これは例えていえば一太郎Ver.3の文書が一太郎Ver.4で読むことができるのにその逆ができないことに似ていると理解すれば良いでしょう。)

 ロシアから送られてきたWordの文書が日本語Wordで読み込むことができるために日本語Wordで作成した文書もロシアで読めると勘違いしてしまいがちです。



図1 ロシア語版Wordの文書は日本語版Wordで読める



図1 日本語版Wordの文書はロシア語版Wordで読めない


 それでは日本でもロシアでも読める文書を作成するにはどうしたらいいのでしょう?
 その方法は以下の三種類です。

1.日本語Wordで作成したロシア語文書をリッチテキストファイル形式で保存する。
2.日本語Wordで作成したロシア語文書をテキストファイル形式で保存する。
3.
ロシア語Windows95上のロシア語Wordで文書を作成する。

 図表や罫線等ワープロ独自の機能を使用していない簡単な文書の場合1.及び2.の方法で十分です。

1.リッチテキストの場合、文字の種類、大きさ、下線、太字、斜体の情報も保存されます。
 (拡張子は.rtfとなります。)

2.のテキストファイルの場合、文字コードの情報のみが保存されるので日本語システムで内容を再度確認するときにはワードパッド又はWordで読み込んだ後、ロシア語フォントを指定してください。
 1、2の場合、あえて日本語版Wordを購入する必要はありません。Windows 95に標準添付のWordPadでこれらは全て実行できます。

 図表や罫線等のワープロ独自の機能を使用した文書の場合、3.の方法を採るしかないでしょう。
 日本語Windowsが既にインストールされているパソコンにロシア語Windowsをインストールして両方を使用する方法については
「日本語Windows95とロシア語版Windows95を共存させる方法」を参照してください。
 ロシア語Windows95及びロシア語Wordはそれぞれ英語版でもかまいません。ただし英語版にはロシア語モジュールが付属していないようなので、これをマイクロソフトのホームページからダウンロードする必要があるようです。




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