日本語Windows上でロシア語を使用するには

　日本語Windows上で\WINDOWS及び\WINDOWS\SYSTEMのディレクトリ上にある　WIN.INIとSYSTEM.INIというファイルを別のディレクトリ（例えば\TEMP）にコピーしておきます。
　確実にコピーされたことを確認してCyrWinの英語版をインストールします。 (CyrWinロシア語版の場合、日本語環境ではメニューが文字抜けしてしまいます。）
インストール終了後Windowsを再起動するとWindowsが起動しなくなります。そこでバックアップしておいたWIN.INIとSYSTEM.INIを元の場所にコピーして戻してやります。

　ＷＩＮ

とタイプしてEnterキーを押すと、Windowsが起動されてCyrWinのプログラムグループが表示されます。
CyrWinのアイコンをダブルクリックするとCyrWinが常駐してホットキー（デフォルトは右側Ctrlキー）によって英語とロシア語のキーボードレイアウトを切り替えることができるようになります。
　ロシア語を実際に入力・表示・印刷するにはファイルマネージャから英語版Writeを起動して、NTCourierVK, NTHamonica, NTTierceの何れかのフォントを指定して下さい。
(英語版Writeを使用するには英語WindowsからWrite.exeをコピーしてくるか新たに英語Windowsをインストールしておいてください。)

注意：英語版Writeと日本語版Writeは同時には起動できません。

　日本語版Windows上で作動するロシアのソフトにはSTYLUS for Windows インターナショナル版とCuneiForm英語版があります。
　日本語Windows上でただロシア文字を表示すれば良いというだけなら英字置換フォントを使用するという方法もありますが、ロシアのコードとの互換性はありません。


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