CyrWin4.0はIBMPC互換機上で使用することを前提に作られているため、これをPC98シリーズで使用する場合には次の様な注意が必要です。
ロシア語キーボードとラテン文字キーボードとの切り替えキーとして図1の7種類のキーから選択して指定しますが、デフォルトの
"Right
Ctrl"(右側コントロールキー)はPC98には存在しないので変更しておく必要があります。これ以外のキーのうち"Left
Shift + Right Shift"と"Left Shift"は機能しません。また、 "Ctrl +
Shift"はキリール文字キーボードへの移行は可能なのですが、その逆が機能しません。それゆえ"Ctrl"、"Left
Ctrl"、"Right Shift"のいずれかを選択してください。
セットアップ時に指定されなかった場合は、CyrWinステータスウィンドウのメニューから
"CyrWin Options"を選択して(図2)オプションウィンドウを開き、"Switch
Key"の選択メニューでホットキーを変更してください。(図3)
図3 CyrWinのオプションウィンドウ
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動作確認は98互換機(Epson/PC-586RX)のWindows3.1環境で行いました。
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